いいメディアとくそメディアの差は信念の有無だと思う|主観で語るメディア論

キュレーションメディアがけっこう好きで、よく見ている。SEO事業者として見ると、その構造や作り方、人気ある記事のSEOライティングなどは参考になると感じる。

ただ、検索結果にキュレーションメディアが出てきたときは、正直げんなりする。「検索結果キュレーションメディアばかりかよ…くそだな…」と。2016年頃から急速に増えて、2016年末のWELQ事件以後改善されつつある検索結果だが、今でも様々なジャンルでキュレーションメディアは幅を効かせている。

記事を量産し、検索対策を丁寧に行うことでビジネスとして成立するキュレーションメディアのビジネスモデルは事業者目線で見れば魅力的だとは思うが、オリジナル性もないただの情報まとめを読まされる読者目線で見ると、やはり「クソ」「邪魔」だとしか思わない。

企業努力というべきか、読者目線を持ってユニークなネタ、ユニークな企画を行う姿勢のあるメディアは好印象を持てるし、面白く記事を読むことができる。停止前のMERYはまさにそのような読者目線溢れるキュレーションメディアの代表格であったが、今現在巷に溢れるキュレーションメディアにそのような魅力はない。

信頼性と面白みがほしい

キュレーションメディアになくて、それ以外の好きなメディアにあるもの。いや、キュレーションメディアだけではなく「いいメディア」にあって「それ以外のメディア」にないものは端的に言えば「信頼性と面白み」だと思う。

信頼性とは、そのメディアに書いてある情報には裏付けがされていて、しかも有識者が執筆を行なっているもの。例えば「英語勉強アプリまとめ」を調べたいと思った時に、使ったこともないライターが書いてるアプリまとめは信頼できないし、使ってみる気にもならない。

「肉を柔らかくする方法」も、キュレーションメディアは信頼できないから試そうと思わない。「この情報を試したときに効果がある」あるいは「この情報を信じても大丈夫」という安心感がない限り、情報を裏どりするコストが発生する。

結果として信頼の裏付けを怠っているキュレーションメディアを選ばなくなっていく。

面白みとは、信頼性と近しい性質だ。ただの「イベント情報」「話題の情報」を求めているのであれば話は別だが、「お役立ちコラム」「おすすめ情報」を読む時にだれでも書けるような型でかかれた文章は読みたくない。

最近インタビューライターが増え、インタビュー記事も大量にネット上に落ちている。しかし、ただ話を聞いて書くだけの記事はただ情報をまとめているキュレーションメディアと同じ。そのライターの視点、意志、主張があってこそ初めてオリジナルのインタビューとして再生成される。記事としての価値が生まれる。(マイナビニュースも読みたくない)

ああ、この人じゃないと書けないな。そう思えるインタビューに出会うことができたときは心地よい気分になる。

個人的な好みではバズフィードのコラムはかなりオリジナルで魅力的だなと感じる。顔出したり、人気ライターがやったりすればいいってことではない。

インタビューの質問やテーマ設定にその筆者の好みがどうしようもなく溢れてしまって、もしかしたらウケないかもしれない内容が含まれているのが、素晴らしいと思う。

ライターとして二流の筆者がこのような偉そうなことをいうのは憚られるけど、そういう記事がよみたいなあと思うのだ。

情報じゃなくて情報+オリジナルを発信したい

世の中に提言をするなんてたいそうなことはかんがえていない。そんなことはライターや作家の方達が示してくれてるだろう。

読みたくない記事は読まなければいいし、人気だろうがなんだろうが無視してればいい。

だけど、こんなことを考えているのはこのブログを運営する方針を考えていて、正しかろう方針が見えたからだ。

キュレーションでもまとめでもいいと思っている。キュレーションでもだれでも書けないなあという記事は、なるみさんが書いてるような感じ。

好みや主観けっこう。その人の感覚に共感すれば記事にも共感する。そうじゃなければ読まない。シンプルにこれくらいの話だ。

私がやってみたいと考えるのは、なるみさんの感覚に近しいが異なる。

私にはオリジナルな感覚は少ないが、検索結果を見ていて「意味ない」と思うことが多い。

検索をして、何も有機的な感覚がない「お役立ち情報」をどう受け止めたらいいかわからないのだ。

検索して、やり方を調べる。その記事が面白みに溢れていて、個性を感じられて、楽しく読めて情報も得られる。それがいい。

キュレーションメディアのように大量生産はできないが、それでもオリジナルの記事をつくっていって、検索結果の上位にオリジナルを増やせるといいなあと思う。メタなことを雑多に書いたが、そんな思い出やっているよという話。

あとがき/この本のテーマも近いと思う

・2018年4月27日(金) 一部編集

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