今日〆切なのに原稿が書けないときの対処法。ライター・ブロガーの仕事力

ライターをやっているとき、一番苦しいのは仕事が取れないことではなく、締め切りに間に合わないときでした。

どういうケースが多いかというと、締め切り近くになると焦って原稿が手につかなくなる上に、取材から時間が立っていることも多く編集・執筆に余計な労力がかかる。何より僕自身は編集プロダクションや報道機関での経験を積んだことがあるわけでもなく、締め切りギリギリになるともはや手元の材料では調理仕切れないようなケースもまあまあありました。

そんな時にどうやって乗り切ったのか、どういう風に対処するべきなのかを経験を元にまとめました。

対処1.問題を分析してみる

まずは問題の分析です。冒頭にもあげたように、締め切りギリギリの時って、精神的に焦っていることが多いです。基本的に文章を書く行為には集中力が必要です。集中には前頭葉というおでこの上あたりの脳が集中状態になっている必要がありますが、焦っていると前頭葉くんはうまく働いてくれません。

そんなときに原稿の材料の整理をしても意味がないので、対処としては集中力を高める方法を考えた方がいいはずです。

あるいは、これも冒頭に書いた通りで、前頭葉は集中状態に入ろうとしていても、手元にある材料自体がそもそも原稿を作成するために必要なものがないケースもあります。本当は締め切りギリギリに着手しなければ、材料が少ないからもう一度取材しよう、追加で質問をしようとなるのですが、締め切りギリギリではそうはなりませんよね。

取引先や請元に相談する必要が出てきます。ケースごとに対処が異なるため、最初には問題の分析をする必要があるということになります。

対処2.前頭葉を落ち着かせる

とはいえ、やはり大体はもう焦っちゃってやばい! というケースなので、前頭葉を整えることをお勧めします。方法としては、大前提として集中というのは1つの物事に向き合うということ。焦ってしまうときって、原稿に向き合うことができなかったり、ユーチューブを見始めてしまったりしますよね。

1つのことに集中するためには、マインドフルネスなどが有効だと言われていますが、いきなりマインドフルネスに挑戦しても集中状態に入ることは難しいです。そこでお勧めするのは、目や耳に入る情報を減らすという方法です。

例えば、机が汚い人に比べて綺麗な人の方が集中力が持続しやすい、うるさい音楽を聞いている人よりヒーリング音楽を聞いている人の方が集中が持続しやすいなどです。

あるいは気になっていることがある人は、できるだけ問題を片付けて、向き合える状態を作りましょう。取引先に早めに連絡をしておいて、心配事を減らすのも一つの手です。

対処3.前頭葉をもっと休める

それでも手につかないという人は、前頭葉を思い切って休めてみましょう。

いい集中を保つためには脳が活発になる交感神経とリラックスする副交感神経をバランスよく保つ必要があります。締め切りの日のライターは、大体焦りで交感神経が優位になってしまって、落ち着けない状態になっていることが多いと思います。

そこで、例えばぬるま湯に浸かったり、何も考えないでぼーっとしたりすると、興奮状態が冷めて集中しやすくなることがあります。コーヒーやカフェインの摂取は交感神経が優位になってしまうので、取りすぎには注意。また、寝てしまうと副交感神経がリラックスしすぎて逆に集中できなくなることが多いので注意が必要です。

対処4.早めに諦める

もう限界を超えた、無理だ! というときには諦めることも重要です。肝心な時で粘りすぎてしまうライターよりも、早めに諦めて連絡をよこすライターの方が、編集者からすれば信頼できる存在です。というのも、早めに諦めて連絡をしてくれれば自分がライティング・編集をすることでカバーできる可能性もありますが、連絡が来なかったり、連絡が途絶えたりするとカバーすることもできず、原稿を完全に落としてしまい、取材対象に迷惑をかけることになるリスクが大きくなるからです。

無理だと思ったら、まずはライター仲間や編集者に連絡をして手伝ってもらえないか打診したりしつつ、取引先にも連絡をしてサポートしてもらえるようにするといいでしょう。

対処5.取引先の仕事場で執筆する

諦めたくない! という人は取引先の仕事場に行って、場所を借りて執筆しましょう。

一つは相談をしながら執筆ができるので直しの手間がかからなくなること。もう一つは強制力を持たせることができる上に、暇つぶしや原稿以外の選択肢がなくなるため業務効率がよくなることという二つのメリットがあります。

家やカフェで仕事をしていてもどうしようもないという人は、諦めて取引先の職場に行きましょう。

対処6.仕事の分量・質を見直す

締め切りがつらい! という状況が何度も発生する人は、仕事の分量や質を見直しましょう。仕事の量が多いというのも一つですが、質も仕事の効率や時間に影響します。

例えば、3本の原稿があるといっても、キャリア系の記事が3本という状況と、キャリア系、エンタメ系、医療系が1本ずつあるという状況では随分変わってきます。

若い頃は原稿の分野を限らずになんでも書こうというベテランの記者やライターは多いですが、ライターとしてビジネスをしたり、業務効率を見直したいという人は、できるだけ分野を絞るのは手でしょう。

フリーランスではなく、編集プロダクションや制作会社、出版社や報道機関で務める人については、仕事のカバーをしてもらいやすい点や、訓練もしやすいことからできれば分野を限らない方がいいでしょうが、個人でやる人に対してはその限りではないということです。

仕事のコントロールができない人は一度就職しよう

ということで締め切りに間に合わないときの対処を書きましたが、そんなに締め切りを守れないという人は、一度就職しましょう。

というのも、就職をすることでお金は少なくても給料をもらいながら効率的な取材・執筆・編集の方法を身に着けることができる上に、仕事の分量調整もできるようになります。

短期的にみたらメリットが少ないように感じるかもしれませんが、長期的に見たときに手元に残るスキルが多く、盤石な方がビジネスとしても有利になることは間違いありません。

また、組織で編集・執筆を行なっているところには必ず教育方針があります。書き方・編集の仕方は習えば一発だけど習わないと身に着けるのに大変な苦労がかかりますので、就職のメリットが多いことを認識しておいてください。

もちろん業務委託やバイトでもOKだと思いますが、就職の方が効率もよく、結果として儲かりやすいと思います。

それでは、今日はこれくらいで。

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