2017年3月23日の「オードリーのANN」を聞いた。
すでに一本紹介したが、その延長戦だ。
「オードリー若林さん、女性と話すときに必要な”たちつてと”を絶賛「オードリーのANN」(2017年3月23日)」
今回紹介するのは、オードリーの若林さんが放送作家志望のツチヤタカユキさんへ送ったアドバイスだ。興味を引かれた話があったので禁じ手ではあるが、長めに会話を抜粋する。
オードリー若林さん「ツチヤには100回フラれて欲しい」
冒頭、好きな人に振られることの衝撃を語る若林さん。20代の頃に別れ話をされた若林さん。理由を教えてくれと話すと1枚の手紙を渡される。そこには一行「包容力がない」と書いてあったそうな。
かわいそう笑
若林さんはそのときの気持ちをこう語った。
「女の子に振られるときの衝撃って、巨大ハリセンでバーン! って叩かれるような感覚、あんな衝撃ってないよ…」
そして話はツチヤタカユキさんに100回フラれるべきという話に展開する。ここから禁じ手書き起こし。
若林さん:そういう経験があって、謙虚になっていくし、万能感が削れるし、自分は大した人間じゃないし、そこまで捨てたもんじゃないんだなって思えるだと思うんだよ。
おれは、あんまりそれが少なかったから生意気な30歳を迎えちゃっていまリスナーに迷惑かけてると思う。
うんうんじゃねえよよしき笑春日さん:それはそうだな。うん。
若林さん:だから土屋にはそういうミスをして欲しくない。あやまちを。だから、100回ふられてほしいんだよね笑
春日さん:そうだね。
若林さん:お前みたいに健康な精神を持って育った人間はさ、いいんだよ。そのままで。
でもおれみたいに万能感が膨れ上がっちゃったタイプは、女子にふられまくった方がよかったよ。くぅーってなるもん。どんなツッコミより。春日さん:そうだねえ。どうしようもないもんね。受け入れるしかないからね。
うーん…深い。先日「オードリーラジオに「若林くん童貞やんな」で有名な西加奈子が登場する神回【2015年6月6日オードリーのANNデータベース】」でも書いた通りだが、若林さんはこの頃「自分はまだ生意気で…と言った姿をすでに卒業されている。
それは、このときのツチヤタカユキさんに向けた視線で、自分自身を見つめていたからなのか。あるいは、若林さん自身が100回フラれたのかもしれない。
* * *
ちなみに、ツチヤさんは16歳のときに唯一付き合っていた彼女がいたらしいが、振られた理由が「シティボーイズの話ばっかりするから気持ち悪い」から。
ツチヤタカユキの著書「笑いのカイブツ」は、平均4点というレビューが付いているものの、1-2-3の酷評も目立つ成績。中にはリトルトゥースの酷評もあったが、私も実は評価2。理由は以下の記事に書いた「これをやったら若林さんのファンやめます」の内容をやっていたから。
「南キャン山ちゃんの「天才はあきらめた」読んで思った。オードリー 若林さんの時事切りは聞きたくないし、自叙伝は読みたくない」
ツチヤタカユキさんの半生を知りたい方はどうぞ。
以上。